UN - Kokusai BLD.
雲国際(うんこくさい)ビル

日本における、うねうね超高層計画 。
五角形チューブ回転体構造。

ランドスケープと一体となった、地方都市周辺の地産地消のメカニズムを垂直軸に再構築した、壮大なエコ・システムである。

巨大なビルの中に都市を創るのではなく、更に大きなスケールの農地、耕地、牧場等を取り込んで、シナジー・コントロールする計画。

環境をより大きなスケールでコントロールする視点により、スペースコロニーのような宇宙建築に、より精度を持って近付いていけるのである。エコは宇宙だ!




もう一つのコンセプトの雲黒斎について。
そもそも、私がお世話になっているアーティストのおじさんが教えてくれた、凄い人がいる!というのがことの始まり。調べて見ると、どうも、とある脚本上の登場人物であって、実在する過激なアーティスト?ではないようだ、ということが解ってきた、、、。



雲黒斎の野望

雲黒斎

戦国時代で春日城を滅ぼし、新たな支配者として君臨する怪人物。
正体は「ヒエール・ジョコマン」という歴史マニアの未来人(本人の出した名刺によると、肩書きは「歴史(ヒストリー)トレンドクリエーター&文化人、世界四次元アートディレクター協会会員」)。戦国時代でしんのすけに敗れた後は現代世界を乗っ取り、「日本大統領」となって日本を戦国・江戸時代風の文化が蔓延した異様な世界に作り変える。劇場版の敵キャラクターの中で野原家を追い詰めた敵の一人。彼が戦国時代で使っていたロボットの名前は「血祭り君1号」。


幻術使い雲黒斎の段

摂津院 雲黒斎(せっついん うんこくさい)
幻術使い。変装の名人。老人である以外、全て不明の謎の多い男。一流の幻術使いだが、あまりに術が上手いせいで気味悪がられてどこの城でも雇って貰えない。耳のピアスが特徴。名前の由来は雪隠 ウンコくさい。



おじさんの言ってたのはこれか?

過激で、とっぴょうしもない芸術家ではなかったのか?

謎、、、。



しかし、日頃デザイン・コンセプトで「ガツン!」といくことを考えている者にとって、この脚本家の人物設定に込められた野望は、なかなか書けるものじゃないと、久々やられました。日本の脚本って、独自性があって世界に通用するレベルに来ているなと思います。あとはうまく英語に翻訳するだけで、海外のアニメ市場や文化批評やアート?に訴えかけれるんじゃないかと。ここで述べられている野望は、現実社会よりも未来がある!



しかしこんなんで、雲国際(うんこくさい)ビルは成立すんのか?

ジンヨハネス 2009年1月。





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