未来の工場とはどうあるべきか?新しい生産とは、何をどうプロデュースしていくのか?
イギリスのルノー自動車や新聞のFT(ファイナンシャル・タイムズ)印刷工場が、フォスターやグリムショウのわりと初期の明快なハイテック・スタイルを打ち立てていたように、(この時はよく現地に見に行ったよねえ。)
現在のエコの流れとして、水素電池やリサイクルの新たな取り組みの果てに、何があるのだろうか?



RF - Redundant Factory.





ヨーロッパの高級車のほとんどカスタム・メイドといっていい最新の工場が(トヨタ式の流れ作業の効率化とは正反対の)ハイテクツールのワゴンに囲まれて、べたっと置かれた状態を見て驚いた。(ちょっと前のA+Uに載ってたやつ。)私が思うに、これは歯医者や、もっと凄い医療の集中オペに近い空間で、やってることもより高度化されていて実際手術に近いような状態がうまれている。また、そういったことがやれるってのをマーケティングの一部として、見せつけている気がする(ここまでいくと日本と根本が違う!と、久々にショックを受けるのだが)。個人的には特殊なアートピースの工房が工場に経営が変わっちゃった、みたいなのが理想。RFプロジェクトの内部空間の構造的巻き込みは、外部構造と一体化されていて、半強制的に生産性や合理性を無視した、斜めに横切る渦巻きスペースとなっている。そこは、特殊材料倉庫や打ち合わせスペースといった新たな、そしてあり得ない企画変更をも発信していけるといった、思考の渦(フォールディング)となっているのだ。


メタボリズムと違った未来に向かって!故黒川紀章氏に捧ぐ。コンペの審査ではあなたのジャッジが特に面白かった。これで70年代のメタボリズム系のおもろいおやじ達は全員死んでしまったか!?残念!(まだ生きてる人がいたらゴメン!でも黒川さん風の誇張の言い切り方がこの路線なんで、あのおっさんだったら嬉しがるんじゃないかな?)10月14日。ジン・ヨハネス。

ダブルクリックでセクション図面が自動で切り替わるデーターになっています。

1:20 Scale steel folding structure model & Original movie-editing are created by Gin Johannes Studio at Izu Garden Terrace and Jelly Architecture in Japan.

RF - All Steel frame 1160x900x140  1:20 Mocks 1台限定価格 JPN ¥498,000







Future Fruits Farm

Tel&Fax +81-(0)55-978-9050
Gin Johannes Studio London-Tokyo-New York

Copyright 2007 Gin Johannes Studio