KONUMAのルーツ音源
Digital Archives
All tracks Produced And Arranged By GJS-SWW
GJS Music + Jelly Architecture
Live at Showa-cho in Osaka. April.29 Tue.(National Holiday)
New CD Release KONUMA
Solo Live performance about traditional sound and contemporary mix.
Shyakuhachi Hip-Hop!!!
Gin Johannes & GJS-SWW New CD Release 2008.
1. 苔の朝 Moss Morning 6:08
2. 天城 Amagi 9:09
3. 金山 Kaneyama Gold Mountain 3:54
4. 霧の八丁池 Fog on Mountain Lake 9:22
5. 八丁池下山 Climb down from Mountain Lake 3:18
6. 浄蓮 Jyoren 8:42
7. 小沼 Konuma 4:02
8. 湯ケ島 Yugashima 8:00
全曲ノイズ系サンプリングを駆使した音作りに仕上がっています。これで尺八が本当に入れるのか?というほど。これはジャズでは、アウト・オブノーツの奏法、だがむしろそれを取り込んだコンピューター・ミュージックの現代の作曲法と呼べるだろうか。しかしながら、さすが尺八の和の音楽の威力のせいだろうか、或いは家元のお爺様の念なのか?ぐっと引きつけるソロの魅力が、アウト気味のサンプリングさえも超えていってしまうのだ!完全にソロとして音が前面へ抜けて行く。この尺八がもつ「ハーフ・ノーツ或いは微分音」は、ジョンケージ的には確かにそう呼ばれていたたぐいのものなのだが。ケージは楽譜に書けない、ふにゃふにゃの記号のような書道のような表記法をスコアー化していた。このことはノーテーションや、マッピング・アートとして、現代のフォールディング建築にまで延々とつながっているテーマでもあるのだと解釈できるのではないだろうか?結局は和の伝統の中にそういった先端的議論は潜在的にあるのだ。それを今回は尺八の、しゃくったkeyの狭間に再現される、「うねりの空間」として体験可能になるのかもしれない!!
YAMAGATAです!
1. 鶴岡の天神祭 化けものまつり 20:34
山形県鶴岡市はKONUMAのお爺様の古郷であり、独特のコブシに東北弁がなまってたという音楽ルーツを紐解く鍵
となっています。そこでふるさとの民謡をリサーチし、まずはこの曲に挑戦し、現代風にアレンジしました。
化けものまつりを調べると、化けもの姿で3年間誰にも知られずお参りができると念願がかなうと言われており、往時には会社や個人の家々に化けものが上がり込み、酒などをふるまう姿が町のあちこちで見受けられたとのことです。今年もまた、5月25日には、城下町のあちこちに化けものが出現するそうです。化けもの姿とは、ド派手な花模様の長襦袢に角帯を締め、尻をからげ、手ぬぐいと編み笠で顔を隠した姿を言うそうです。また天神祭は菅原道真公(845〜903年)を祀る鶴岡天満宮のお祭りということだそうです。
この曲を含め、今回のライブの楽曲はKONUMAのお爺様重蔵と、今年鶴岡で93歳で亡くなられたお爺様の弟留治様の為に奉納演奏致します。
for Historical Wallpaper
この壁紙は小沼家に残された古いアルバムの中から、昭和弐拾参年祖父重蔵28歳の写真が使用されています。
ちなみに隣は祖母文(フミ)28歳、右下は長女の美恵子おばさん6歳、滋子おばさん2歳です。
昭和弐拾参年は1948年。戦後復興のまっただ中に、この和服姿で記念写真をとったことになりますね。
言ってみれば家宝とも呼べる貴重な写真ですが、皆さんの実家にもこんな写真眠っていませんか?
さて今回はこの写真を含むいくつかを更に今後百年保存する為に、高解像度でスキャンし、セピア調の色を色変換し、皺、染み抜きの画像処理を丁寧にすることで、顔の表情や和服の柄もくっきりとした臨場感あふれるデジタル処理が完成しました。
今や、各家庭にあるコンピュータと周辺機器の環境で、ここまで活用できてしまいます。しかも企業利益の目的でないのが良いではありませんか!
今回のアーカイブ制作もまたモダン神秘主義マジックとも言うべきデザイン理念に基づいて現代風にアレンジしデザインされています。
日々刻々とシフトする現代に。ジン・ヨハネス。
Executive Producer - Gin Johannes
KONUMA and YAMAGATA were recorded
between January and March 2008
at GJS Jelly Architecture in Japan.
CD Package Design - Gin Johannes
"Digital Archives for Historical Wallpaper" & Web Design - Gin Johannes
Gin Johannes uses Roland Keyboard and Acoustic Piano.
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